1円刻み運賃 とは? その理由は? JR 運賃
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電車の運賃といえば10円刻みが常識であるが
近い将来もっと細かい1円刻みになるという。
いったいどうして??
電車の運賃 が1円刻みになる??
電車の運賃といえば10円刻みが常識であるが
近い将来もっと細かい1円刻みになるという。
いったいどうして??
全国の鉄道会社が
「1円刻み運賃」の導入を検討している。
来年4月から消費税が8%に増税になることが
大きな理由らしい。
増税になっても
乗客がなるべく平等に運賃を払えるように
「1円刻み運賃」が検討されているのだ。
例えば、
東京駅から新宿駅までJR中央線に乗ったとする。
東京から新宿までの運賃は今
190円なので
消費税分を引くと約181円になる。
消費税が8%になると
181×1.08=195.48
ここで今のままの10円刻み運賃だと
195.48の1の位を四捨五入して
運賃は200円になる。
もし1円刻み運賃を新しく導入すると
195.48の0.1の位を四捨五入して
運賃は195円になる。
たった15分電車に乗っただけで
5円も差が出てしまうのだ!
だが、この案はICカード(スイカ、パスモ、イコカなど)
限定になる可能性が高い。
なぜなら、
もし切符を1回買うごとに1円単位で各切符にふり分けていたら
1円玉対応の自動券売機を
導入しなければならなくなるので、
鉄道会社は大きなコストを負担しなければならないからだ。
そこでICカード限定で「1円刻み運賃」を取り入れるとなると
地域ごとに反応が分かれてしまった。
首都圏はICカードの普及率が高く
定期券での利用を入れなくても80%くらいの人が利用していることから
1円刻み運賃に賛成だ。
一方で地方の鉄道会社では
反対意見が目立つ。
関西圏では
ICカードの普及率は30~40%なので、
持っている人と持っていない人で
逆に格差がでて
平等ではなくなるという不安があるようだ。
北海道ではICカードに対応した改札機が
札幌圏にしかないため、
ICカードの利用すら難しい。
このように地域差が出てしまうのは
良くないのでは??
ということだ。
この案、どうなるかはまだ決まった訳ではない。
消費者からしたら安いのに越したことはないと思ってしまう。
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